前回の続きです。
http://kengyo-ooya.doorblog.jp/archives/437129.html
買い付け証明書を出してから2日後、買い付けが1番手で通ったとの連絡がきました。
しかし、「ローン条項あり」のため、完全に物件を押さえることは出来ないとの事です。
つまり、「現金買い」もしくは「ローン確定者」からの買い付けが入れば終わりという状況です。
ここから融資獲得競争が始まります。
とにかく早く融資の内諾を取る必要があります。
仲介業者さんと作戦会議の結果、以下の方針で探す事になりました。
・仲介業者さんと私で手分けして融資できる銀行を探す
・現金買いした入間郡の物件があるので、共同担保としてライフ住宅ローンの審査を通しておく(滑り止め)
【ライフ住宅ローンとは?】
ライフ住宅ローンはSMBC系のノンバンク。
金利が高く、共同担保を求められますが、融資基準は甘く、審査結果も数日でるため、滑り止めとして使われる事も多い。
法定耐用年数を超える物件であっても柔軟に融資をして頂き、融資期間も30年程度まで引くことができます。
ただ、貸し出し金利が高く(当時で団信加入の場合4.2%)、ローン手数料、繰上げ返済時の手数料も高いため、出来れば使用を避けたい金融機関。
同時に、不動産屋さんと私で手分けして、めぼしい金融機関に声をかけてみます。
しかし、築20年以上の木造という法定耐用年数を超える物件では、殆どの金融機関で門前払い。
頼みのスルガ銀行でさえ門前払いでした。
【スルガ銀行とは?】
静岡県を本部とする地銀。
不動産融資に積極的な地銀であり、当時は借主の属性を重視した貸し出しを展開していた。
借金のない、勤続5年以上のサラリーマンであれば、1000万程度の融資は問題ないはずであったが、丁度融資を絞り始めた時期だったため、門前払いとなった。
あと3ヶ月早ければ、確実に融資は出ていたであろう・・・。
そんな中、物件エリア内の信金さんから詳しい話を聞きたいとの回答をいただきます。
次回へ続く・・・。