2DKの部屋をフルリフォームすると、
間取り変更や水回りに手を付けなくても
4~50万円かかります。
修繕内容はこんな感じ。
全室の、クロス、床CF張替、畳表替え。
塗装、スイッチ交換。
電灯設置、ドアホン設置。
水栓金具交換、換気扇交換。
上記は、管理会社を通さず、
自分で工務店発注の場合。
工程ごとに完全分離発注を行い、
自分が現場を仕切る事ができれば、
あと2割くらいは下がりますが、
その程度です。
でも、世の中には上記リフォームを
10万円程度という超低価格で
行う猛者もいます。
にわかには信じられませんでしたが、
いろいろな人に話を聞いてきた結果、
理由がわかってきました。
キーワードは
「クオリティを落とす」
しかし、単にクオリティを落とすと
「だらしない部屋」
になりますが、そこを感じさせないのが
猛者の猛者たるゆえん。
例えば、
「染みだらけの木部を塗装しない」
クオリティの落とし方の一例ですが、
途端に部屋はカッコ悪くなります。
では猛者たちはどうするか?
「自分で塗る」
当たり前ですが彼らの多くは、
「セルフリフォーム」を
多用しているのです。
そして、特に「塗り」を多用しています。
壁、木部、建具、キッチン。
塗れるところは、塗って塗って
塗りまくる。
「塗り」はプロとアマの差が、パッと見
では出にくい所です。
マスキングをきちっと行い、
調色を行わず、二度塗りを行えば
アマでもそれなりのクオリティを
保てます。
セルフリフォームのもっとも大きな欠点
は「自分の時間を大量に使う」事ですが、
彼らはそれを厭わず行っています。
もしくは、時間捻出が可能な立場の
方々です。
もう一つの武器は「割り切り」。
例えば、市松模様の昭和なフローリング。
ダサいので私なら上からCFはるか
何か手を加えようとしてしまいます。
でも、ワックスを塗って綺麗にすれば
気にしない人も多いそうです。
自分の美意識と入居者は違います。
このあたりの、「割り切りの嗅覚」
が彼らは素晴らしいですね。
使えない物、壊れている物はNG。
それ以外はOK。
あとは、どこまでやるか?
「クロスの破れ隠しに絵を飾った」
こんなの反則に見えますが、アリか無しか
と言えばアリです。
私はやりませんが・・・。
やはり経験と勘と発想だそうです。
最後の武器は
「クオリティを下げた工事を行う
プロの存在」
です。
例えば、プロの職人さんに
「現場で余った中古の建具を付けて」
とか
「塗りは一度塗りで良いよ」
なんて事を言っても、なかなか聞き入れ
てはもらえません。
職人には現場に対するプライドがありま
すし、単価を下げた中途半端な仕事を
受けてしまうと、後々問題になる可能性も
あります。
職人さん達にとって、何も良い事があり
ません。
このような施主の依頼に答えてくれる
職人さんもいますが、探すのは非常に
大変です。
では、低価格リフォームの猛者たちは
どうして職人さんに出合えたのか?
やはり尋常ではない努力をしていました。
力技で多くの職人さんにあたってみる。
知り合いのツテをたどる。
大抵どちらかの手を使っています。
「知り合いのツテ」と簡単に言いますが、
相当な人脈がなければそれもできません。
彼らは人脈を作るためにいろいろな場に
顔を出し、まめな付き合いを行います。
ただ顔を出せば人脈が増える訳ではあり
ません。
欲しいのは情報ですが、
「情報クレクレ、ワンワン!!」
と吠えてばかりいてはダメ。
人付き合いのマナーだったり、
相手に提供できる何かだったり。
これが無いと人脈もできません。
会に参加する行動力
時間の捻出
知識のバックグラウンド
人間性
知識がなければ、作業の手伝いを
するとか。
やはり努力が必要ですね。
まぁ、すべてを真似しようとは
思いません。
これらがベストの方法という訳でも
ないでしょう。
ただ、結果を出す人は目的の為に
あらゆる努力をするのだなと
改めて気づかされました。
俺は努力が足りているのか?
まだだなぁ・・・。
今回のお話が少しでも
お役に立てたなら、
ポチッとお願いします。
間取り変更や水回りに手を付けなくても
4~50万円かかります。
修繕内容はこんな感じ。
全室の、クロス、床CF張替、畳表替え。
塗装、スイッチ交換。
電灯設置、ドアホン設置。
水栓金具交換、換気扇交換。
上記は、管理会社を通さず、
自分で工務店発注の場合。
工程ごとに完全分離発注を行い、
自分が現場を仕切る事ができれば、
あと2割くらいは下がりますが、
その程度です。
でも、世の中には上記リフォームを
10万円程度という超低価格で
行う猛者もいます。
にわかには信じられませんでしたが、
いろいろな人に話を聞いてきた結果、
理由がわかってきました。
キーワードは
「クオリティを落とす」
しかし、単にクオリティを落とすと
「だらしない部屋」
になりますが、そこを感じさせないのが
猛者の猛者たるゆえん。
例えば、
「染みだらけの木部を塗装しない」
クオリティの落とし方の一例ですが、
途端に部屋はカッコ悪くなります。
では猛者たちはどうするか?
「自分で塗る」
当たり前ですが彼らの多くは、
「セルフリフォーム」を
多用しているのです。
そして、特に「塗り」を多用しています。
壁、木部、建具、キッチン。
塗れるところは、塗って塗って
塗りまくる。
「塗り」はプロとアマの差が、パッと見
では出にくい所です。
マスキングをきちっと行い、
調色を行わず、二度塗りを行えば
アマでもそれなりのクオリティを
保てます。
セルフリフォームのもっとも大きな欠点
は「自分の時間を大量に使う」事ですが、
彼らはそれを厭わず行っています。
もしくは、時間捻出が可能な立場の
方々です。
もう一つの武器は「割り切り」。
例えば、市松模様の昭和なフローリング。
ダサいので私なら上からCFはるか
何か手を加えようとしてしまいます。
でも、ワックスを塗って綺麗にすれば
気にしない人も多いそうです。
自分の美意識と入居者は違います。
このあたりの、「割り切りの嗅覚」
が彼らは素晴らしいですね。
使えない物、壊れている物はNG。
それ以外はOK。
あとは、どこまでやるか?
「クロスの破れ隠しに絵を飾った」
こんなの反則に見えますが、アリか無しか
と言えばアリです。
私はやりませんが・・・。
やはり経験と勘と発想だそうです。
最後の武器は
「クオリティを下げた工事を行う
プロの存在」
です。
例えば、プロの職人さんに
「現場で余った中古の建具を付けて」
とか
「塗りは一度塗りで良いよ」
なんて事を言っても、なかなか聞き入れ
てはもらえません。
職人には現場に対するプライドがありま
すし、単価を下げた中途半端な仕事を
受けてしまうと、後々問題になる可能性も
あります。
職人さん達にとって、何も良い事があり
ません。
このような施主の依頼に答えてくれる
職人さんもいますが、探すのは非常に
大変です。
では、低価格リフォームの猛者たちは
どうして職人さんに出合えたのか?
やはり尋常ではない努力をしていました。
力技で多くの職人さんにあたってみる。
知り合いのツテをたどる。
大抵どちらかの手を使っています。
「知り合いのツテ」と簡単に言いますが、
相当な人脈がなければそれもできません。
彼らは人脈を作るためにいろいろな場に
顔を出し、まめな付き合いを行います。
ただ顔を出せば人脈が増える訳ではあり
ません。
欲しいのは情報ですが、
「情報クレクレ、ワンワン!!」
と吠えてばかりいてはダメ。
人付き合いのマナーだったり、
相手に提供できる何かだったり。
これが無いと人脈もできません。
会に参加する行動力
時間の捻出
知識のバックグラウンド
人間性
知識がなければ、作業の手伝いを
するとか。
やはり努力が必要ですね。
まぁ、すべてを真似しようとは
思いません。
これらがベストの方法という訳でも
ないでしょう。
ただ、結果を出す人は目的の為に
あらゆる努力をするのだなと
改めて気づかされました。
俺は努力が足りているのか?
まだだなぁ・・・。
今回のお話が少しでも
お役に立てたなら、
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