繁忙期が終わりましたが
空室うまってますか?
先日おこがましくも「空室対策」について
セミナー講師をさせて頂きました。
これまでの経験を踏まえ、自分なりに
効果があったものについてお話しましたが、
改めて考えさせられる事もありました。
大家さんを始めた頃は、先輩方のノウハウを
片っ端から試しました。
地道に業者さんに営業したり、まめに電話
したり。
部屋に説明POPもよく張っていましたね。
でも、今は・・・。
「広告費UPでスパッと解決」
という、一番安易な方法が
多くなりました(笑)。
正直な所「メンドクセー」なんですね。
ウブだった私も、すっかりスレた大家に
なり下がってしまいました。
部屋にPOPとか大家の手紙。
一時期流行りました。
私もやっていました。
手法自体否定はしませんし、やらないより
やった方が良いでしょう。
でもね・・・。
結局あれは、「内見が無いと意味がない」
方策なんですよね。
かける労力の割に効果が少ないと
感じております。
悪くても、内見が3件あれば部屋は
決まります。
逆に言えば、内見数を増やしさえすれば
部屋は決まるわけで、そこに注力が必要で
す。
その点POPはどうなのかな・・・。
「大家頑張ってます」
と管理会社さんが感じてくれれば、
間接的に意味があるかもしれませんね。
では、どうすれば内見数は増えるのか?
綺麗な部屋、適正家賃は当然で、
「仲介さんが連れてきたい」
と思うか否かです。
では、どうすれば連れてきたいと思うか?
オーナーとの人間関係。
決めやすい部屋。
金銭的メリット。
等‥。
これらの総得点が高い部屋でしょう。
管理会社さんと飲んで人間関係構築
をする方もいらっしゃいますね。
一緒に遊びに行くとか。
でも、これができるのは限られた
方々でしょう。
そもそも酒に弱く、人見知りな私には
ハードルが高過ぎます。
では、決まりやすい部屋とは?
部屋のグレードに対し、家賃が安い部屋
という事です。
ここはやらなきゃダメですね。
というか、運営の肝になる所なので
当たり前の部分です。
当然みんなやってますよね?
となると、残されたのは
「金銭的メリット」
広告費を上乗せして・・・。
と、ここに行きつきます。
一番確実で、目に見えて、すぐにできる
方策。
安易と言われればそれまでですが、
部屋がうまればそれでよいのです。
金をかけずに工夫をする、
大家が駆けずり回るのが
エライわけではありません。
とは言え、入居付けが弱い物件は、
私も業者さん訪問営業をやります。
資料をFAXで流すだけでは、
業者さんは見てくれません。
FAXした後でオーナーが訪問し、
広告費のメリット等について説明すると
初めて理解してくれる事が多いですね。
金・金言いましたが、やっぱり「人」が
ちゃんと会って話をしないと、
金も生きないわけです。
まぁ最近は、仲介訪問営業のついでに、
売り物件情報の収集や、ラーメン食べ歩き
を行ったりするので、どちらが目的か
わからなくなっていますが(笑)。
一応専業大家なので、泥臭い事も