9月のコインパーキングの売上が出ました。
前年同月比12.6%のマイナス!
今月も前年割れは止まらず、これで今年3月以来7ヶ月連続に。
ただ、前月よりもマイナス幅は縮小しております。
3月:-11.4%
4月:-18.6%
5月:-25.3%
6月:-12.4%
7月:-18.4%
8月:-18.4%
9月:-12.6%
先月のブログで、私はこんな予想をしていました。
>コロナで騒ぎ始めた3月からマイナス。
>緊急事態宣言が出ていた5月に最大のマイナス。
>緩和ムードの6月にいったん持ち直すも、第2波に騒ぎ始めた7月より再び下降。
>この傾向はコインランドリーもほぼ同じ。
>まさに世相を反映した売上推移ですね。
>という事は、第2波が落ち着いた9月は、売り上げが少し戻るかな?
>勝手な希望的観測です。
まさに予想的中!
9月はマイナス幅が縮小しており、ほぼ6月と同じ水準です。
第2波が落ち着き、GoToトラベルに10月から東京が加わる事を発表。
10月からのGoToEatを予定通り開始する事の発表。
野球・サッカーなどの観客数緩和等々。
9月は緩和に向けて一気に動いた時期でした。
世の中の雰囲気が変わり、街に人が増えた事を感じた方も多かったのでは?
そして、実際にコインパーキングの売上は改善。
コインパーキングの売上は、コロナに対する世の中の雰囲気を表す指標になっているのは間違いないようです。
これはとても面白い。
さて、10月です。
このブログを書いている10/13現在、コロナの新規感染者数は落ち着いています。
観光地に人が戻りつつあり、JR・飛行機の利用率向上。
交通渋滞も増えているそうです。
長期滞在の外国人の入国許可の検討も始まり、世の中はより一層の緩和ムード。
この状況であれば、コインパーキングの売上も9月並みかそれ以上になるでしょう。
コロナ前の状態にはならないと思いますが、前年同月比10%前後のマイナスで落ち着くのではないかと予想します。
まぁ、「前年同月比マイナス10%で良かった」なんて、本当は大変な事ですよね。
「利益」ではなく「売り上げ」が10%下がっているわけですから。
事業には固定費があるので、売上の10%減は、利益ベースではそれ以上に打撃を受けます。
ヘタすると赤字転落。
実際、売上高前年同月比5%減が3か月続けば、セーフティネット保証5号に該当し、支援を受ける事ができる水準です。
逆に言えば、5%減でも大きな影響を受ける事業体が多いという事です。
まして10%減なら・・・。
かなり深刻な状態なわけです。
大なり小なりコロナの影響を受けている企業や個人事業主は沢山あるでしょう。
とても恐ろしい事です。
年を越せない企業や個人事業主も沢山いるのだろうなぁ・・・。
やはり、世の中の雰囲気は大事です。
マスコミも、GoToEat錬金術とか、GoToトラベルの予算がうまく回っていない事を報じて上げ足を取るばかりでは無く、もう少し他の事を冷静に報道できないのかな?
GoToEat錬金術けしからん!!
と言いつつ、詳しいやり方を教えてどうする?
あとは、コロナにかかった後の謝罪もやめて欲しいです。
有名人や企業が謝罪し、それをマスコミが報道するから、
「コロナにかかった=意識の低い悪い奴」
という図式になりがちです。
「気を付けても誰もがかかる可能性がある」という注意喚起はOKだと思いますが、
コロナだからといって特別な謝罪をする必要は無いと思います。
インフルエンザになって休んだら、仕事関係者には「ご迷惑をおかけしました」くらいは社交辞令として言うと思います。
でも、会見を開いたり、それをマスコミが取り上げたりしないでしょ?
コロナ対策は必要だと思います。
マスクや消毒は行った方が良いでしょう。
体調が悪ければ素直に休むことも重要です。
体調が悪ければ素直に休むことも重要です。
その上で、「コロナになっても仕方がない」「コロナにかかるのは悪いことではない」という雰囲気づくりはできないのかな?