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前回に続き、FPに見極め方について書きたいと思います。

それは、「提案する投資信託による見極め」です。


投資信託には大きく2種類あります。

アクティブ運用と、パッシブ運用。


アクティブ運用とは、特定のテーマ(例えばIT企業専門等)に沿った銘柄を、

運用会社がセレクトして運用するもの。

TOPIXなどの、市場平均を上回る成果を目指して運用を行います。


銘柄の選定には、運用会社の様々なノウハウが必要となるので、手数料は高く

なります。



パッシブ運用とは、TOPIXや日経平均等の、指標に合わせて自動的に

銘柄をセレクトして運用を行います。

銘柄選択に対して、一切の検討はありませんので、手数料は安くなります。




ここで問題です。


アクティブ運用とインデックス運用、儲かるのはどっち??


プロが選んだアクティブ運用?

残念ながらそうでもありません。


アクティブ運用が市場平均に勝てるなら、パッシブ運用は無くなっているはずです。

昨日まで市場を上回る運用を続けた投資信託も、明日以降も勝てるとは限りません。



そもそも、なぜ株で運用を行う必要があるのか?

それは、これまでの長い歴史において、市場平均が物価を上回る成長を遂げてきたから

です。


だから、市場平均でも十分に物価に勝てる(資産が増える)わけです。



当たるか外れるかわからないが、手数料の高いアクティブ運用と、そこそこ実績があり

手数料の安いパッシブ運用。


ライフプランという長期的な視野に立った場合、どちらが適した運用方法でしょうか?



しかし、アクティブ運用を薦めるFPは多いです。

なぜか?

「手数料が高い」のです。

FPが儲かるんですよね。



「この投資信託は、過去5年間TOPIXを20%上回る運用をしています」

よくこんな商品を薦められます。


では、今後の5年間もTOPIXを上回り続けられるのでしょうか?

それはわかりません。



「パッシブ運用を薦めるなんて、プロのFPじゃない」とあるFPに言われた事があり

ます。

このFPは、今後も市場を上回り続ける投資信託を選ぶ目を持っているのでしょうか?

そんな、スーパーFPなら、トレーダーになったほうが良いと思いますが・・・。


昨日までの実績が、未来の実績を保障するわけではありません。



アクティブ運用の商品ばかり薦めるFP。

パッシブ運用を馬鹿にするFP。


こんなFPは注意が必要です。



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