11月初旬のとある昼下がり。
管理会社様より入電!


(管)「バルコニーが傾いています」


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へっ?
何だってっぇぇ!!



入居者さんから連絡があったそうで、
ベランダが少し傾いているとの事。

万が一倒壊なんて事になったら一大事。
すぐに現場に急行して頂きました。


幸いな事に現況は、

「直ちに影響はない」

という状態でした。



ベランダの形状は、根元が建物に
ボルト固定されていて、柱が1Fに
伸びているよくあるタイプ。

柱の一本が沈下し、ほんのわずか
ベランダに傾きがでていました。

本当に僅かな傾きで、外から見る分には
建物との接合部分に隙間が出ている事で、
ようやくわかる程度です。


緊急対応は不要とはいえ、何らかの
対応は必要です。

対応策は下記2案。


【A案】
傾きはわずかなので、アングル金物
でがっちり固定。

数万円コース。


【B案】
柱の下を掘り返し基礎を作り直して
傾きの根本解決を図る。

はつりなどの大がかりな工事が必要で、
数十万円コース。



う~ん・・・。
しばし検討。


傾きはわずかであり、ガッツリ固定を
すればまぁ大丈夫でしょう。
業者さんの見解も同じです。


しかし、万が一の可能性もあります。

このまま傾きがひどくなり、
どうにもならなくなるかもしれません。



そもそも、傾きの報告は
入居者さんからの物でした。

安全上気になったから報告した
わけですね。

「金物で固定したから大丈夫」
と説明しても、傾きをそのままにすれば、
心証はかなり悪いでしょう。



と言うわけで、今回は根本原因を
探るべく、B案の数十万円コースに
しました。

問題は早期に徹底解決。

歯の治療と同じですね。



掘ってみて何が出てくるのか?
地下はどうなっているのか?
根本原因は?


ドキドキです。



それにしても、最近何なのでしょう?
今年後半はトラブル多すぎ!!


前厄を一気に頂いている気分です。



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