会社を辞める理由は人それぞれですが、会社を辞めた後は自分の好きな事をやりたいと考えている方は多いと思います。

「会社で過ごしていた時間を自分の好きなように使う」

これが醍醐味です。


でも、本当にすべての時間を自分の思い通りに使う事はできるのでしょうか?


シングルの方。
どうぞ自由に時間を使ってください。
親の介護でもない限り、時間は無限大です。


家族のある方。
少し注意が必要かもしれません。


会社を辞めるという事は、程度の差はあれ
「安定を捨て自由な時間を得る」
という事になります。

辞めた貴方はこれからの未来に目を輝かせているかもしれません。
新たな事業の勝算も頭の中ではあるのかもしれません。


でもパートナーはどうでしょう?
おそらく、貴方よりも不安ではないかと思います。

経済的変化、生活パターンの変化。
色々な事がガラリと変わるのはそれだけでストレスの元です。
まして子供でもいれば、さらに不安も大きいでしょう。


それにも関わらず・・・。

・時間を忘れて趣味に没頭
・平日/土日かかわらず、会合やらセミナー三昧
・視察を兼ねて日本国中や海外を飛び回る

日々をエネルギッシュに動き回るのも良いですが、果たしてそれで良いのか?
その間家庭を守っているのは誰なのか?

夫婦関係の形にもよりますが、少しは相手の負担にも目を向けるべきだと思います。
自分だけ理想の生活に近づくのは違うかと。


相手が何を欲しているのか?


家事の分担かもしれません。

相手だってやりたい事があるわけで、そのために家事に関わる時間を減らしたいと思っているかもしれません。
やりたい事は仕事かもしれませんし、ママ友とのお茶かもしれません。

どんな事であっても、本人が重要だと思えば重要な時間であり、周りが価値を決める事ではありません。


逆に、とにかく家に居てくれるなと思っているかもしれません。

良かれと思って家の事をやっていたら、かえって迷惑なんて事も。
四六時中顔を合わせると息が詰まる夫婦も多いのでは?(笑)


自分個人の理想の生活と、家族全体としての理想の生活は、少しずれていたりします。


まぁ本来は、「理想の生活」については会社員時代からある課題なはずですよね。
共働きなのに家事は奥様に任せきりなんて家庭は多いでしょう。
事情はあるのでしょうが、「旦那は仕事に没頭し、その他面倒事は奥さまに」という構図です。

会社を辞めた後と似たような状態ですよね。


これまでは「会社があるから」と大きな強制力の前にあきらめ、我慢していた事が、
「自由な時間」を手に入れた事で障壁が外れ、互いの主張もでてくるわけで。

「貴方は好き勝手やってるけど、私だってやりたい事がある!」

なんて言われないように。
互いに話し合い、折り合いを付けながらやって行く必要がありますね。


結局、会社を辞めて自由な時間が手に入ったと思っても、意外と自由な時間は少なかったりもします。

それは家族次第ですね。

なので、会社を辞めるにあたってはよく話し合う必要があると思っています。
家族がどこまで同じ方向を向けるのか?


我が家の場合、妻は会社員で私が主夫としてほぼ家事全般。
深い話し合いをしたわけではありませんが、少しずつ自然に今の形になってきました。

今の生活には基本的に納得していますが、時々ふとこんな事を思う時があります。

「俺は家政婦になるために会社をやめたのか?」

もちろん家事がしたくて会社を辞めたわけではありません。
でも、家事をしなければ現在の我が家はまわりません。

私自身100%理想の生活ではありませんが、家庭としては理想に近い形だと思っています。
まぁ、子供たちはママにもう少し早く帰ってきて欲しいはずですが・・・。

どうすれば私個人としてより満足のいく生活になり、且つ家庭としても維持できるか?
その方法を探るのは目下の課題です。



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