昨年売却した物件の、仲介業者さんより突然の入電。
「お宝物件の紹介か?」
とドキドキしながら電話に出たところ・・・。

オーナーさんが揉めてるみたいなので、過去の経緯の説明をお願いできますか?

との事。

テンションは一気にダダ下がり↓。
「うわっ、メンドクセーやつだ」
という心の声を押し殺しつつ、快諾し、現オーナーさんからの入電を待つ事にしました。
話を聞いてみると、揉めているのは駐車場用地として借りている土地のお話でした。


借り土地のオーナーさんから、「駐車場の区画と借りている住民の一覧を出せ」と言われているとの事。
どうやら、確定申告で必要なようです。

そんな資料は無いのですぐに出せない旨を伝えると、「管理が甘い奴には今後貸さない」と借り土地のオーナーさんは大変ご立腹。


アパートの現オーナーさんにしてみれば、こんなやり取りが発生するとは聞いていないため、今までどうしていたのかと、前オーナーの私に対して過去の経緯を聞きたかったという事でした。
幸い、現オーナーさんは穏便モードで、落ち着いて話ができました。


そもそも、この駐車場用の借り土地。
賃貸契約書は無く、口頭のお約束のみ。
私が必要台数分をまとめて借りており、月末に台数分をまとめてお支払い。
台数の増減も私が電話で連絡するだけの、非常にゆる~い関係で10年近くやってきました。
その間、駐車場の区画と実際に借りている住民のリストを出せなんて事は、一度もありません。

そもそも、あくまでも土地を借りているのは私。
実態は住民への転貸という形になっていましたが、確定申告だとしても個別の使用者や貸出期間のリストを出す必要もないでしょう。


ただ、実は私が物件を売却する直前に、借り土地のオーナーさんが代わっています。
以前のオーナーさんは、投資なんてまるで分らなそうな緩めのおばちゃんだったので、上記のようなゆるゆるの賃貸契約でした。

しかし、新しい借り土地のオーナーさんは、投資家風の堅めな感じのおじ様です。

借り土地側のオーナーチェンジの際に、おばちゃんからおじ様に、契約形態についてどの程度の引継ぎが行われていたのかとても疑問ですね。

実際、借り土地のオーナーチェンジ後の支払い口座や、支払い時期を知らされず、何度かの電話でのやり取りの後、やっとのことで私が直接新オーナーに電話して聞き出しましたし・・・。


私も、借り土地の新オーナーとは最後の一か月分の賃料を支払うだけの間柄で、殆ど交流も無いまま、アパート側の新オーナーの連絡先を紹介しただけで終わってしまいました。
賃料や振込み方法の条件は、新オーナーに引き継いだ後も変わらない旨をお伝えしましたが、引継ぎと言ってもその程度。

はたして、私の引継ぎも良かったのか、悪かったのか・・・?


こうして、過去の経緯をアパートの新オーナーにお伝えして終話となりました。
この後、どのように借り土地オーナーとのお話をするのか私にはわかりません。

なんだか、会社員時代にも度々経験した光景を思い出しました。
前任からの引継ぎを完璧にすることはできず、幾つかのほころびや認識相違はつきもの。
結局この場に居ない前任者の勝ちで、現場の後任者が火消しに骨を折る。
そんな事もいろいろあったなぁ・・・。


引継ぎって難しいですね。


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