最近自分の中でちょっとモヤモヤしている事があります。
セコイと合理的な行動の境界はどこなのかと。

【ケース1】

私は映画を見に行く際、必ず金券ショップで安いチケットを購入します。
彼女(今の妻)とデートの際もそうしていましたし、結婚後家族で映画に行くときも変わりません。
だから小学生の子供たちも、金券ショップに行けば映画のチケットも図書カードも安く手に入る事を知っています。

でも、たかが数百円。
デートの時に金券ショップに行くなんてセコイ男と思われるかもしれません。
幸い妻はそう思わなかったようですが・・・。

これはセコイのか?
合理的な行動なのか?


【ケース2】

よくクレジットカードの入会キャンペーンってあるじゃないですか。
アメリカンエクスプレスとか有名ですよね。
初年度の入会金が無料で、○○万円使うとボーナスで何万ポイントもらえるという奴です。

そもそも継続の意思は無く目的はポイントのみ。
目標金額分の決済を行い、ポイントをANAマイルに交換した後はすぐに解約してしまいます。

私も時々やりますが、特に後ろめたい気持ちはありません。
あくまでもカード会社側が仕掛けたキャンペーンに乗っただけであり、ポイントをお得にGetするための合理的な行動であるとの認識だからです。

でも、人によっては、カード会社からポイントをくすねるセコイ奴に見えるのかもしれません。

これはセコイのか?
合理的な行動なのか?


【ケース3】

物件で火災保険を使うような問題が発生した際、そのための修理費用の見積もりを取ります。
普段の修繕であればなるべく安くなるように頑張りますが、保険が使える場合はそれほど頑張らない方も多いのではないでしょうか。

もちろん、火災保険を使う場面と言うのは何か緊急事態が起きているわけで、障害の早期復旧という目的のため少々割高になる事も否めません。

そもそも保険料を負担しており、問題が発生したからその請求をしているわけです。
「工事費を異常に盛る」等のいわゆる虚偽請求はマズいですが、普段の自分の工賃よりも少々高額であっても問題は無いと思っています。

でも、人によっては、自分の懐が痛まないのを良い事に、保険会社に吹っ掛けているセコイ奴に見えるのかもしれませんね。

これはセコイのか?
合理的な行動なのか?


【ケース4】

いわゆるコロナ関連の補助金や融資の類です。
じゃぶじゃぶに出ていて、私のまわりでも利用している方も多く見受けられます。

困っている方は積極的に活用すべきです。
でも、そうは見えない方もいらっしゃいます。
全体としては全く困っていないけど、○○業として申請できるから・・・みたいな。

ある人にこんな事を言われました。

「使えるものは何でも利用する、それが資本主義だ」
「コロナバブルで今がチャンス」

確かに、世の中の歪みをついて利益を得る事は正しいと思います。
不動産にしても、何らかの理由で安くなった「歪み」をついているわけで、そこは否定しません。

「それって強引じゃね?」という内容でも審査が通ってしまう現状の「歪み」をついて、補助金や融資を得るというのも、同じと言えば同じかもしれません。

でもね・・・、やっぱりなんか引っかかる。

じゃぁ、お前はどうなんだと問われれば、コインランドリーは明確に売り上げが下がっており、影響を受けています。
公庫の新型コロナウィルス感染症特別貸付の要件に引っかかる事ができそうなので、ちょっと狙っていたりもします。
金利引き下げは正直言ってありがたいですし、良い機会だと思っています。

でも、生活に影響が出ているかと言われればそんな事は無く、融資が通らなくてもなんら問題はありません。

「それって困ってるの?」

と聞かれれば、正直微妙な所です。
お困りレベルは10段階で3程度かもしれません。

私のコインランドリーは実業で実際に影響が出ているので良いけど、あっちの大家の良くわからん申請はけしからん!
それは私の勝手な尺度の問題なのかもしれません。
何なんだろう、このモヤモヤ感は。

これはセコイのか?
合理的な行動なのか?


自分の中でのセコイと合理的の線引きとしては、「子供に堂々と説明できるか否か?」
という所かなと思っています。

投資家同士だと、「火災保険で○○円吹っ掛けてやったよ~」とか、「こんなんで1000万円融資でちゃったよ」なんて話は、武勇伝として語られる事も良くあります。

でも、それをそのまま小学生の息子や娘に話せるのか?
今の私にとっては、そこが一つの行動基準になっています。

だからと言って他人の行動をいちいち非難するつもりはありません。
使えるものは使えばいいんじゃないでしょうか。

ただ、「あぁ、そういう人なんだな」と思うだけです。

というわけで、イマイチ明確なオチもなく、自分の中でモヤモヤしたまま本日のブログは終わりです。


執筆の励みになるので応援クリックを頂ければ幸いです。