あつまれどうぶつの森、通称「あつ森」をご存じでしょうか。
任天堂スイッチの大人気ゲームなので、実際にプレイをしている方も多い事と思います。
我が家でも4月以降子供たちと私がすっかりはまり、日々島での生活を楽しんでおります。

ゲームの中で物を買ったり、工事をしたりする際にはお金がかかります。
お金は、魚を釣る、虫を採る、果物や貝殻を集める等を行い、採った物を売却する事で得られます。
狩猟生活ですね。

ただ、手間と時間がかかる割に得られるお金は少なく、効率は悪いです。

もう一つ、お金を得る方法として「かぶ」があります。

かぶと言っても、食べられる野菜のかぶです。
かぶは日曜日の午前中のみ購入する事ができ、月曜日以降は売却のみ可能です。
午前と午後に値段が変わり、価格は日々動きます。
そして、次の日曜日までかぶを持っていると、そのかぶは腐り商品価値が無くなります。
つまり、購入したかぶは一週間以内に売却を行う事が必要で、タイミングにより譲渡益あるいは譲渡損を得るアイテムです。

大きく値段が動く事もアリ、運が良ければ投資額の4倍程度になる事も。
労力をかけずに一気にお金を稼ぐことができます。
実際の「株」を意識した面白い仕組みですね。

当初は魚釣りに興じていた子供たちも、かぶの存在を知ると毎週購入するように。
「今日のかぶ価はいくらだった?」
という会話が我が家の日常になりました。

かぶの買い方や売り方にもそれぞれ個性が出ます。

慎重派の兄は購入額も控えめ。
少しの値上り、値下がりですぐに売ってしまいます。
損が大嫌いのようで、リスクをとりたがりません。
投資好きな親としては、なんだか歯がゆい思いです。

一方の下の娘は、有り金はたいてドーンと購入。
ただ、少し値下がりするとスパッと損切り。
値上がりをした時には一度に売らず、高値を追いながら少しづつ売却。
彼女はかぶで大きく資産を増やしています。
こりゃ将来有望かもしれませんね。

子供達は小学生ですから、もちろん「株」の経験はありません。
流石の私も、子供たちへの投資の英才教育はまだ行っておりません(笑)。

持って生まれた本能のまま、彼らはあつ森の「かぶ」と付き合っています。

株がうまい人、下手な人。
投資がうまい人、下手な人、やらない人。

大人になるまでの投資に関する教育機会が、これらをわけると思われがちですが、持って生まれた性格の方が大きいのかなと、子供たちを見ていて感じます。
「三つ子の魂百まで」
人の性格はそう簡単には変わりません。
持って生まれた向き・不向きは仕方が無いのかもしれませんね。
ただ、それを補う、あるいは伸ばすためにも、投資教育は必要だと思います。

あつ森は所詮ゲームです。
でも、知らず知らずのうちに、投資の不確実性、損切りの重要性、労働と投資の効率性の違いなど、子供たちは学んでいるのかもしれません。

魚釣りだけで橋を作るお金を貯めようとしたら、どれだけ時間がかかるか・・・。
子供達は途方に暮れていましたが、株で儲けてさっさと作っていましたからね。
「かぶスゲ~」って言ってました。

また、かぶ価の値動き傾向をネットで調べたりもしますので、自ら情報を探し、活用する訓練にもなります。

ただのゆる~いゲームかと思っていましたが、中々侮れませんね。

ちなみに私も、あつ森のかぶは毎週購入。
ゲームですから有り金はたいてど~んと購入。
値下がりをしても持ち続け、土曜日に泣く泣く損切り。
値上がりをした時には一気に売却し、その後の高値をつかみ損ねる。
逆に持ちすぎてマイナス。
典型的なダメ投資家っぷりで、娘にバカにされます。

実際の株でも大きく負けて辞めた口ですから、あつ森でも成果はイマイチ。
ダメな奴はゲームでもダメなのか?

やはりこのゲーム侮れません。


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