長男は現在小学6年生。
私立中学受験を行うため連日の塾通い。
土日も模試やら特訓やらでストレスが溜まっているご様子。

そんな不憫な姿を見てか、我が母が息子にこんな声がけをしていました。

「あなたのパパはね受験逃げたんだよ、でも○○ちゃんは頑張っていてすごいね」

息子を励ますため、半分冗談での発言だったとは思います。
でも、半分は本気かもしれません。
私が高校生だった当時は言えなかった、親としての本当の気持ち。
本当はもっと上を目指して欲しかったのかもしれません。

思えば、中学校の部活を坊主にするのが嫌で途中で辞めた時から、私は「逃げる」という事を覚えたのかもしれません。

上述の受験の話は、私の大学受験の出来事です。

運よく指定校推薦を取る事が出来た私は、そこそこレベルの大学で手を打ち、戦わずして受験から離脱しました。
受験勉強嫌だったんですよね。

その後、会社も嫌で逃げちゃいました(笑)。

親にしてみると、息子である私が本気で努力をしている姿を見た事が無いのかもしれません。
会社を辞めると言った時、特に反対はされませんでしたがどんな思いだったのかなぁ・・・。

「嫌な事は逃げる」

これはいけない事なのでしょうか?
何事も真正面からがっぷり四つに組み、ぐっとこらえて寄り切る。
道徳的には正しいかもしれませんが、なかなか厳しいですね。

私は逃げの人生を送ってきた結果、お陰様で今は主夫兼社長になりました。

同じ逃げるにしても、逃げるなら徹底的に逃げる。
嫌な事から逃げるのがダメというなら、嫌じゃない場所に行けば良いのです。
逃げる必要すらなくなる。

そのための努力は多少してきた自負があります。

通勤電車の中では寝ないで本を読みました。
昼休みもネットで物件探し。
休みの日は早起きして、セミナーに行ったり、物件探しにいったり。
でも、少しも苦にならなかったなぁ・・・。

この気合を、英語や仕事の勉強に使えば、今頃は出世してスーパーサラリーマンになっていたかもしれません。
でも、私には無理でした。
TOEICのテキストなんて3分で爆睡してましたし。

一方、我妻はかなり優秀です。

中学受験をしていますが、自ら強い信念を持ち難関を見事突破。
親に言われずとも、自ら進んで勉強したそうです。
その後難関大学を経て就職。
今も働いており、仕事への向き合い方が私とは違います。

「絶対に逃げない、腹を括る」

仕事がきつくて嫌になるとネットサーフィンに逃げ、さらにきつくなっていたダメリーマンの私とは大違いです。

そんな両親を持つ我が息子。

勉強を全然しないでゲームと動画ばかり。
決してバカでは無いですが、中学受験の勉強という尺度だけで見てしまえば、成績は中の下か下の上。
志望校のランクもどんどん現実路線に下がっていきます。

残念ながら私に似てしまったようです。

そんな息子を見ていると、親としてついイライラ。

「もっと本気出してやってみろ!!」

という言葉が思わず口をついて出てしまいます。

自分の事を棚に上げ勝手なものです。
嫌な所が似ているから、余計にイライラするのかもしれませんね。

私は公立校育ちなので、私立の良い所は正直なところピンときません。
まぁ、色々な面で環境は良いのでしょう。
学歴だって高いに越したことはありませんし、社会人生活を優位にスタートするための重要なツールです。

でも所詮は中学受験。
全落ちしても地元の公立中学には行かれます。
「今の彼に受験は向いていなかった」というだけの事で、彼の能力を否定するわけではありません。

嫌な事は逃げても良い。
否、逃げ癖が付くからよくない。

正解はわかりません。

ただ、どうせやるなら中途半端は良くない。
受験をするならそれに集中。
ゲームをするならそれに集中。

どっちもダラダラしているから、私もイライラするのでしょうね。

息子よ、そんなにゲームがしたいなら、プロのゲーマーになるくらいの気合を見せろや!
動画が好きなら自分でもっと面白い動画を発信してみろ!
徹底的に嫌な事から逃げて見ろ!

なんてことは妻には言えない(笑)。


執筆の励みになるので応援クリックを頂ければ幸いです。