川崎大家のリストラ前に不動産で脱サラした話

不動産経営を足掛かりに脱サラしました。 コインランドリー、事業投資等複数の収入の流れを作りつつ 脱サラ生活を謳歌しています。

カテゴリ: 火災保険

以前ご紹介をした、夜逃げ部屋の惨状。

トイレの補修だけでもかなりの費用が、
かかっておりました。


これは明らかに
「通常の使用を超える損耗」
にあたります。

本来ならば、入居者に損害賠償請求を
するところですが相手は既に所在不明。


ただ、保証会社に加入していたため、
現状回復費用を保証会社に申請する
事ができます。


・申請箇所の現況写真
・修復後の写真
・修復の見積もり


これら資料をそろえ、管理会社さんから
申請を行って頂きました。

その結果・・・。



敷金を合わせ、約16万円をGET!
やった~!!

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修復金額には少々足りませんが、
これでも十分です。


ありがたや、ありがたや。



これまで私は、保証会社に現状回復
費用の申請ができる事を知りません
でした。


教えてくれたのは、お世話になっている
火災保険の担当者さん。

保険では難しい案件であったため、
保証会社への申請を勧められました。

問題解決のため、保険だけに縛られない
アドバイス。

誠実さと能力の高さを感じましたね。



そして、保証会社への申請は管理会社の
担当者さん。

こちらもうまい事申請をして頂き、
無事保証金を獲得する事ができました。



今回の件で、このお二人には
大変お世話になりました。


不動産事業は、いろいろな方の支えが
あって初めて回る物ですね。

ありがたや、ありがたや。



ただ、一つ納得いかなかったのは
保証会社のトイレに対する査定。

15年使用のトイレだったので、
査定額は新品の10%。


このトイレが物理的に詰まり、
新品に交換しましたが、
評価金額は10%分のみ。


あくまでも「現状回復」に対する
保証であるため、新品価格の保証
にはならないとの事。



う~ん。
それしか修復方法がなかったのに、
この査定ってねぇ・・・。



トイレの価値って何?

エアコンや壁紙と違って、
15年だろうが30年だろうが
トイレは普通に使えると思いますが?


ちょっと厳しくないかい?




まぁ、今回は泣き寝入りせず
タダでは起きなかったので
良しとしましょう。


また一つ経験になりました。


なんでも聞いてみるものですね。



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また火災保険のお世話になりました。
今年3件目かな?

今回はエアコンの故障に関する事案で、
無事満額請求が通りました。

ありがたや、ありがたや。


最近は所有物件に事件が続き、
出金にラッシュだったので
本当に助かりました。



アパート経営をはじめた当初は保険
に対する知識がなく、思えば本当に
無駄な事をしていました。


「火災保険=火事で使う」


程度の認識しかなく、物件が壊滅的な
被害を受けなければ関係がないと
思っていました。

でも、そうじゃないんですね。

火災は当然ですが、自然災害もOK。
(地震原因の災害と噴火を除く)

もっと言えば、突発的に発生した事案
なら基本なんでもOKです。



「突発的」
意味:思いがけず起こるさま、突然。



火災保険にとって極めて重要な
キーワードだと思っています。



「強風で屋根が壊れた」
突発的な事故ですね。


「車が突っ込み外壁が壊れた」
やはり突発的ですね。


「浄化槽のブロアーが壊れた」
これはどうでしょう。
突発的ですよね?


「エアコンが壊れた」
これも突発的ですよね。



大抵物が壊れるときは「突発的」です。
ある日突然動かなくなります。

その点からすれば、火災保険の対象に
なる可能性があります。



しかし、20年使ったエアコンが壊れ
果たして「突発的」と言えるのか?

普通に考えれば「経年劣化」の可能性
が高いですね。



でも、もしかしたら落雷による
過電流が原因かもしれない。

落雷が原因なら、立派な「突発的」
事故であり保険の対象です。



では、その原因は誰が検証するかと
言うと・・・。



このあたりが、代理店の力だったり
するわけです。


同じ会社の保険で、同じような事故に
合っても代理店により保険の支払いに
差が出るのはここにあります。



申請に際し、クロをシロと嘘つくわけ
ではありません。

ただ、どうしてもグレーな部分は
出るわけで・・・。



いろいろな意味で、代理店の力の差が
出る場面がありますね。


代理店選びはとても重要です。

ご興味がありましたら、
お問い合わせください。


ちなみに、「長年の雨漏りでクロスが
傷んだ」みたいな事例は「突発的」
では無いので火災保険の対象外です。


でも、飛来物で外壁に傷がつき
雨漏りしてクロスが傷んだ場合には、
「突発的」ですので火災保険の対象と
なります。



異常を見つけたら、早めの申請が
必要ですね。


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火災保険のパンフレットを見ると
色々な損害に対応する旨が
書かれていますね。


火事はもちろん、風水害、雷、飛来物、
落下物、騒じょう等。



契約した時は目にしていたはずですが
時間が経つと忘れてしまいます。



そしてある日、物件で不具合が発生。

急な不具合を目の前に、
「とにかく直す」
事ばかりを考えます。


そして不具合解消。

「いや~、急な出費で参ったぜ」
で終わり。


最後まで火災保険のことなど
頭にありません。


私もこんな感じでした。



でもこれ、非常にもったいない。
火災保険は意外と広い範囲に使えます。


火災保険は基本的に
「突発、偶発的な事故」
に対し保証が行われます。


だから、自然災害による損害は
比較的保険金が出やすいです。




一方、経年劣化で壊れた物は、
保証対象になりません。

「偶発的な事故」ではなく
「古くなって壊れた」だけですからね。



でも・・・。



壊れた原因が「経年劣化かどうか」
を判断する基準は何でしょう?
実は落雷が原因かもしれませんよ?



そして、誰が故障の原因を
判断するのでしょうか?

これは保険屋さんの担当者です。
人間がやってます。



一応の判断基準はあるものの、
人間がやることですから、
個々の案件ごとに判断はブレます。

担当者によってもブレます。



意外な損害が通ってしまう事も
あるのです。



だからこそ、大家が勝手に
申請の可否を判断しないで
まずは代理店に相談する事を
お勧めします。



いざ火災保険の申請をすると、
代理店が大家に代わって交渉を行います。


保険会社vs代理店(大家)
「人間対人間のガチンコバトル」
が始まるわけです。


保険取扱い件数はもちろんの事
報告書の書き方、申請金額の決め方、
交渉ポイント、現場でのトーク力等。

まさに総合格闘技。、
代理店の力がモロに出ます。



よく
「保険は値段よりも代理店が大事だ」
なんて言われますよね。


安い保険を見つけたければ
ネットで一括見積を行えば簡単です。

でも、強い代理店を見つけることは
容易ではありません。



私の場合は、知り合いの大家さんから
ご紹介を頂きました。


お陰様で今回の保険申請では
私がドン引きするくらい
多額の保険金を頂ける事となりました。



もちろん、発生した損害を適正に申請
しているだけですよ。

やましい事は何もしていません。


ありがたい事です。




火災保険の申請は、3年前まで
さかのぼって可能です。

既に修繕済でも可能です。

まずは代理店にご相談を。



私がお世話になっている代理店について
興味のある方がいらっしゃいましたら
コチラのフォームよりご連絡ください。




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新規取得の3号物件は、火災保険、地震保険の他、施設賠償保険と、

家賃保障の特約をつけました。


施設賠償は、物件の設備を起因とする問題によって、危害を加えてしまった

際に支払われる保険です。


例えば、「物件の看板が落ちて、人にぶつかり怪我をさせた」等です。



尚、リフォームなどの工事を起因とする問題の場合は、保険対象外です。

「外壁塗装の足場が崩れて怪我」の場合には、工事業者の保険から賄われる

はずです。



小さな木造のアパートですが、何が起こるかわかりません。

「瓦が緩んでいて、何かの拍子に落ちて・・・」。

なんて事が、あるかもしれません。


毎朝、物件の状況を、指差し確認して回るわけにも行かないので、リスクは

保険に転嫁してしまうのが無難です。


ちなみに、施設賠償保険の保険金額は安いです。

19年間一括でも、3.2万円程度。

限度額は1億です。



もう一つ、今回は初めて家賃保障の特約をつけました。


物件が全焼した場合でも、保険金が出るのは数ヶ月先になります。

その間も、債務の返済は待った無しです。


そんな時、家賃保障の特約があれば、契約している保険料の支払いが

すぐに行われます。



私のこれまでの月間の債務支払いは、6万円以下でした。

物件からの収入がなくても、数ヶ月であれば給与所得で賄う事が可能です。


しかし、今回の3号物件の債務により、月間の支払いが約15万円増えて

しまいます。


もし、横須賀市で地震があり、2号、3号共に被災した場合。

2つの物件の月間支払い分は、合計21万円。


給与所得からの補填ではちょっと厳しいですね。

まぁ、埼玉県の1号物件が稼動していれば、問題はありませんが・・・。



最悪の事態を考え、念のため家賃保障の特約を追加しました。


今回は、月間36万円を3ヶ月間支払うもので、19年間一括の保険金額は

約3.4万円。

それほど高くは無い印象です。



保険は何処まで入るべきなのか?

考え出すと、あれも、これもと怖くなり、特約を追加してしまいます。


保険に頼る事も必要ですが、「物件を複数持つ」とか、

「エリアを分散させる」といった、全体としてリスクを軽減させる事も、

不動産賃貸業を行う上では、とても重要な事だと思います。



複数棟を所有するようになり、改めて強く感じるようになりました。



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新規購入する3棟目の火災保険を決めました。


一口に火災保険と言っても、沢山の損害保険会社があり、迷ってしまいます。
まずは、必要な条件を考え、複数の損保会社を扱うところに見積もりを依頼

するのが良いでしょう。


例えば、こんなところから。


価格.com




今回は、物件立地の特性から『水害』の保障については除こうと考えていま

した。


山の上ですから、浸水の心配はありません。

周囲に崖も無いので、崖崩れの心配もありません。

一応、横須賀市のハザードマップも確認してみました。

横須賀市土砂災害ハザードマップ


で、水害の保障だけを外せる火災保険は・・・。

意外と少ないですね。

条件にぴったり合ったのが、「富士火災の未来住まいる」でした。

富士火災 未来住まいる



こちらは、水害の保障だけを外す事ができます。


また、「水害+不足且つ突発的事故」の2つを外す事も可能です。



この「不測且つ突発的な事故」というものが中々厄介です。

対象が分かり難いですよね。

「破損・汚染の等の不測かつ突発的な事故」だそうです。


具体的には、「子供が遊んで壁に穴を開けた」とか「家具をぶつけて扉を

壊した」等の事故だとか。


他には何があるのでしょう?

やっぱり分かりづらい。



別の保険会社のパンフレットでは、1年間に発生した事故の内、

不測且つ突発的な事故によるものは全体の2割以下との事でした。

これを、多いとみるか、少ないと見るか・・・。


ただ、不測且つ突発的な事故に起因する問題は、被害額自体は少ないのかな

とも考えられます。

ちょっと壁を壊した程度であれば、修繕費用はたかが知れているはず。


この保障も不要かなぁ・・・。

とも思いましたが、念のためつけておきました。



ちなみに、「水害+不測且つ突発的事故」の両方を保障対象から外すプラン

であれば、三井住友海上の「GKすまいの保険」でも可能でした。

ただ、三井住友海上の場合は、車の飛び込みも、不測の事故扱いになります。

富士火災の場合は、「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等」という別

カテゴリになっています。


同じ文言であっても、保険会社によって保障内容が異なるので、説明書を

よく読まなければなりませんね。


はぁ~、保険って難しい。


保険会社間で、保障対象の文言と内容を統一して欲しいものです。



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