またしても私のコインランドリーにライバル店の登場です。
出店時期は未定ですが「コインランドリーオープン!」というセンスの悪いPOPが店頭に貼ってありました。
今年だけで既に2件目。
はぁ~。
まぁこればかりは仕方がありません。
出店を止める方法は無いのですから。
コインランドリーの出店ラッシュはまだまだ続いているようです。
ランドリービジネスマガジンという業界紙があるのですが、こちらの調査によると
2017年から2019年の2年間に約1500店が増えているそうです。
実際には銭湯併設等、昔ながらの古いタイプのコインランドリーの廃業もかなりあるはずで、それを差し引いてのプラス成長。
大型洗濯乾燥機をそろえたイマドキのお店の出店数は、もっと多いものと想像できます。
まだまだ(業者にとっては)熱い市場のようです。
さて、話を元に戻します。
今回のライバル店の物件、実は半年ほど前にフランチャイズから出店オファーがあった物件でした。
その時は、「立地がイマイチ」、「その割に家賃が高い」という見立てで、私とフランチャイズ本部の見解が一致。
イケイケでとにかく出店したがり屋さんのフランチャイズなので、通常なら他のオーナを見つけて強引に出店する事も辞さないのですが、それでも出店見合わせ。
本部としてもかなり弱気の見通しだったと思われます。
そんな物件にもかかわらず、今回別のフランチャイズが出店。
一体どんな試算で出店を決定したのやら・・・。
もしかしたら、私たちが検討した半年前に比べ、賃料が大幅に安くなっているのかもしれません。
コロナ禍により店舗物件は厳しい戦いを強いられているようです。
一流立地でも厳しいのに、二流立地ではなおさらでしょう。
この物件も既に1年近く空室が続いていますので、家賃を大幅に下げた可能性はあります。
その結果採算ラインに乗ってしまったとか。
あくまでも私の勝手な想像ですが。
今後沢山の空き店舗物件が供給されるでしょうから、中には好立地の掘り出し物も増えるかもしれませんね。
チャンスでもありますが、他の皆にとってもチャンスです。
強力なライバルが現れない事を祈るばかりです。
今回のライバル店は前回の店よりも距離は離れているので、影響は小さいと思っています。
もちろんゼロではないでしょう。
売上に対し5%~10%の影響と予測しています。
私の予想通り売上に苦戦して、早期に撤退して頂く事を願うばかりです。
間違っても、無茶な値下げでこの地域の相場を乱すような事はしないでいただきたい。
それにしても、いったいどんな人がこの店のオーナーになるのかなぁ?
フランチャイズは機械を売っておしまいですが、オーナーは違いますからね。
どういう見立てで出店に踏み切ったのか詳しくお話を聞いてみたいです。
まぁ、決してお友達にはなれないと思いますが(笑)。
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