設立した法人の4期目が終了し、10月から5期目に入りました。
時が経つのは本当に早いです。
個人所有だったコインランドリーを法人に移行する事で設立。
設立と同時に、所有物件の管理会社を兼ねました。
管理費として家賃の5%程度を支払うという、良くある初歩的な節税スキームです。
まぁ、社長の私自ら作業したりするので、管理会社としての業務もちゃんとあるのですけどね。
お陰様で創業以来毎期ニコニコ黒字決算なので、多少の実績は積んでいるのだと思います。
途中でコインランドリーの新店開業の融資を受けられましたし、アパートの融資も審査だけは通りました(物件自体は1番手に取られ購入できず)。
会社員を辞めて早6年。
プータローの私ですが、ちゃんと「社長」として融資を受けられる状態を作れているので、会社設立の目的は達せられているのかなと思います。
そんな会社に、5期目はコインパーキングが新たな事業として加わります。
まぁ、個人所有だったコインパーキングを移行するだけですが(笑)。
今頃コインパーキングを移行するのには理由があります。
それは、個人側の消費税課税事業者を外す事。
個人で行っている太陽光発電について消費税還付を受けるため、あえて消費税の課税事業者になった経緯があります。
ただ、還付が終わった後にいつまでも課税事業者になっているのはモッタイナイ。
何れ免税事業者に戻るつもりでいました。
ただ、ココで問題が・・・。
ちょこっとだけ課税売上が1000万円を超えてしまうのです。
犯人はコインパーキング。
大した黒字は出ないくせに、売り上げとしては年間100万円近くあります。
コイツのせいで課税事業者になるのは何ともモッタイナイ。
そこで、法人に移してしまい、個人の課税所得を減らす事にしました。
以前のブログでは、パーキングの売却を視野に入れ動いている旨をお話していましたが、すぐに結果を出すのは難しいと判断。
とりあえず法人に移行し、個人の課税所得を減らす事を優先しました。
これで来年から課税所得が減るので、2年我慢すれば非課税事業者に戻れます。
ちなみにコインパーキングの移行については、簿価で行うので譲渡所得は無し。
法人にとって新事業ですが、定款にはすでに記載があるので変更登記の必要も無し。
税理士費用の発生も無し。
移行費用は一切発生しませんでした。
しかも、法人側から見れば、借り入れが増えないのに収益はUPするので、業績としてプラスに働きます。
個人側としても収入が下がるので少し節税になります。
まさにWIN-WIN。
なんでもっと早くやらなかったのだろう?
法人という入れ物があると、色々な活用方法がありますね。
保険や出張手当などお約束の節税対策もそうですが、今回のコロナ禍で法人を対象とした施策がいろいろとありました。
有事の際、国は個人よりも法人にやさしい事を今回初めて知りました。
銀行では「社長!」と呼ばれ少し気持ちが上がりますし、子供たちにも「パパは社長だよ」と自慢できます(笑)
妻が会社員を退職した後は、会計係として雇う事もできます。
2社作って、それぞれ子供たちに継がせるのも面白いかなと思います。
相続税対策にもなりますし。
折角設立した法人なので、今後も活用していきたいと思っています。
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