5号物件の塗装が終わったので、
完了確認に向かいました。
塗装の完了確認と言っても、
周囲から眺めて不具合が無いか確認して
終わり。
これまではこんな感じでした。
今回も同じだろうなと
思っていましたが・・・。
流石は今回の塗装屋さん。
説明が丁寧なだけあって違いました。
(塗)「じゃ、足場あがりましょうか」
(私)「はっ? はいぃ」
なぜか足場に登る事に。
心の準備もできぬまま、塗装屋さんに
促され足場にのぼります。
高さはほぼ2F程度。
足元の幅は60cm。
結構狭いです。
おまけに、小刻みに揺れます。
もちろん命綱なんてありません。
頼れるのは己の肉体のみ。
へっぴり腰の自分が情けなかったですが
そんな事を言っていられません。
怖いものは怖いのです。
それでも、塗装屋さんの後を必死に追い
説明を受けます。
建物の周囲を回るうち、足場にも少しなれ
てきました。
施工箇所を間近にみながらの解説付き。
今後の勉強になりますね。
ほぼ一周まわり、そろそろ終わりかなと
思ったとき、塗装屋さんがとんでもない事を
おっしゃいました。
「屋根が見えるので上にあがりましょう」
心の中で
「あんた、何言ってんのさ」
と思いましたが、私も男です。
引き下がるわけにはいきません。
「へい、喜んで!!」
とは言ったものの、垂直移動のための
階段は無し。
背中の高さの単管に足を乗せ、グイッと
上の足場に登らなければなりません。
勇気を振り絞り、
エィっと体を持ち上げます。
「おぉ~、高っ!!」
足場の高さはほぼ3F。
目の前に広がるのは、なだらかな
屋根のカーブ。
今まで見たこともない風景です。
思わず足元を見てしまいましたが、
すぐに後悔しました。
こんなところで作業をする塗装屋さんは
スゴイですね。
いや~、怖かった。
ひとしきり解説を受け、下に降りる事に。
で、
これが本当に怖かった。
登るときと同様に単管に足をかけ、
下の段の足場に戻るのですが・・・。
単管と足場の間には高さがあるので
いったん単管の上にしゃがむような
形になります。
そこから足をいっぱいに伸ばして
降りるのですが、体勢が厳しい。
足場は下りが怖いですね。
40年弱生きてきて、初めての発見でした。
何とか無事に地上に戻り確認終了。
おかげさまで、隅々まで確認できました。
それにしても、もし途中で私がケガを
したら、誰の責任なのだろうか?
勧めたのは塗装屋さんですが、
登ったのは私の意思なわけで。
骨折程度なら良いけど、
重症や死亡だったら?
やっぱり自己責任だったのかな?
後で考えると怖くなりました。
足場に登るのは、あくまでも自己責任で
冷静に考えましょう。
それにしても船橋の塗装屋さん。
最後まで丁寧すぎるぜ。
今回の塗装業者さん、本当に丁寧でした。
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