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東武越生線の沿線には、4つも大学があります。

城西大学、明海大学、埼玉医大、日本医療科学大学。


流石に4つも大学があるので、学生の賃貸需要はそれなりにあります。


しかし、近年はデフレの影響か、学生が2極化しており、賃貸需要が細く

なっているそうです。


今回訪問した多くの業者さんから、こんな話を聞きました。



裕福な家庭の学生には、新築で設備の良い賃貸が人気です。


部屋は最低でも8帖以上。

IHクッキングヒーター、独立洗面台、ドアホン、ウォシュレットは

当然装備。

今は浴室乾燥機も当たり前の設備だとか。



一方、裕福で無い家庭の学生は、2時間程度でも実家から通学する

そうです。



以前であれば、1.5~2時間が通学と賃貸のボーダーラインでしたが、

近年は時間がかかっても、実家から通う生徒が増えています。


ただでさえ少子化で生徒数が減っているのに、さらに自宅から通う人が増え

ており、賃貸需要はますます細くなっています。



そのため、一部の高価格&好立地の1K、1Rには人気があるが、

2~3万円前後の”普通の物件”にはかなりの空室が目立つそうです。




同じ話は、神奈川県の東海大学周辺でも聞いた事があります。

全国的な流れなんですかね。



逆に、学生が見向きもしないような、底辺価格の物件には、別の需要が

産まれているそうです。


対象は非正規労働者です。

少しでも生活を切り詰めるために、2万円前半のボロアパートが人気だ

とか。


越生周辺では、生活保護者でも4万円の家に住めるのに・・・。



世の中、どこか間違っているのかな?

なんだか、悲しくなってしまいました。



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