東京で8日連続の猛暑日を記録した7月2日の夕方、アパートのエアコンが故障したという連絡が入りました。
最も恐れていたタイミングでの故障連絡です。
しかもこのお部屋にお住まいの方は、70代後半の独身女性。
「熱中症」にでもなったら、それこそ命の危険があるかもしれません。
一刻も早くエアコンを何とかする必要がありました。
このお部屋のエアコンは、プロパンガス会社からの貸与品です。
故障の際はプロパンガス会社に連絡し、修理の手はずをお願いすればOK。
もちろん修理代も無料です。
連絡をくれた管理会社に
「問題は私で引き取ります」
と啖呵を切り、電話を切りました。
さて、プロパンガス会社に電話をすればあとは丸投げ。
電話番号は何だったかなぁ?と契約書を引っ張り出します。
あれれ?
貸与期間が満了してるぞ?
なんと、7年間の貸与期間が一週間前に切れていました。
間が悪い、悪すぎる。
貸与期間満了後はオーナーへの無償譲渡となるので、故障したらオーナーである私の責任で直さなければなりません。
「一週間前に故障していればよかったのに・・・」
と一人恨み言をつぶやいてみても始まりません。
自力で何とかするしかありません。
個人で動くのと、管理会社経由で動いてもらうのとどちらが良いか?
値段を考えれば個人。
でも、今は値段よりも早さが最優先です。
おばあちゃんが熱中症にならないよう、最速でエアコンを修理せねばなりません。
そこそこ大手である管理会社経由で動いてもらった方が、対応の早さと入居者とのやり取りの点からも確実ではないかと考え、管理会社にお願いすることにしました。
5分前、管理会社へ「こちらで引き取ります」と啖呵を切ったばかりなのに泣きつくのはカッコ悪いですが、そんなことは言っていられません。
恥を忍んで電話します。
あとは頼んだ、管理会社様~。
それから数日。
故障原因はエアコンの冷房と暖房の運転を切り替えるスイッチの不具合と判明。
部品交換で完全に直るが調達に時間がかかるため、応急処置として冷房専用として仮復旧。
再びおばあちゃんの部屋に冷たい風を送ることができるようになりました。
あ~よかった。
ありがとう、管理会社様。
ただ、修理費は6万近く・・・。
まぁそうなるよね。
もうちょっとで新品買えるじゃん。
でも、いいんです。
緊急時はお金じゃありません。
特に夏のエアコン故障は命にも関係する問題で、高齢者なら尚更です。
修理に時間がかかるなら、宿泊代を出すのでホテルに移ってもらった方が良いくらいだと考えています。
今回は少し慌てましたが、一件落着できてよかったです。
さて、後は修理費が火災保険でなんとかなればベストですがどうかな?
電気的機械的事故の特約はついていますが、最近の東京〇上は激渋なので期待薄かもしれませんね。
「7年目のエアコンの部品故障」という今回のケース、以前なら余裕で通るパターンですが、不正請求をする輩が増えたせいで保険会社はすっかり渋くなってしまいました。
最終的な部品交換が終わったら、一応保険申請はしてみます。